知っていますか?土鍋が長持ちする正しい手入れ方法
2015/10/23
意外と知らない土鍋のお手入れ方法。
手入れの仕方次第で、土鍋の寿命はぐっと伸びるんですよ。
安い土鍋でもず〜っとつかえます。
では、土鍋が長持ちする正しいお手入れの方法をご紹介します。
目次
- 土鍋を買ってきたらまずは必ず【目止め】をする
- 土鍋を火にかけるときの注意点
- 土鍋の正しい洗い方 やってはいけない事5ヶ条!
- 土鍋のトラブル解決方法(カビ・臭い・ひび)
土鍋を買ってきたらまずは必ず【目止め】をする
目止めとは?
土鍋には目に見えないくらい小さい穴が無数空いています。底は素焼きなので、長時間水をいれておくと染み出してきます。
目止めというのはこの無数の穴を塞ぎ、煮汁などがしみ臭いがついたり、割れたりするのを防ぐ作業です。
目止めの方法は?
「土鍋の使い始めにはお粥をたけ」なんて話を聞いたことがあるかと思いますが、これにはきちんと理由があります。お米に含まれるでんぷん質が土鍋の穴を塞いでくれるのです。もちろんお粥を炊いてもいいんですが、他にもとっても簡単な方法があります。
たったこれだけです。
あとは土鍋が冷めるまで待ち、洗います。1晩乾燥させたら使ってOK。※土鍋は急速な温度変化が苦手なので必ず冷めてから洗います。
洗い方の注意点は下の項を確認してくださいね!
目止めをしないとどうなるの?
・初めて使う土鍋は土臭い。
・割れやすくなる。
・臭いがしみつきやすくなる。
これらを防止するために絶対にやったほうがいいです!
私遥か昔やり忘れたことがあります。いきなり割れることはなかったのですが、キムチ鍋の臭いがしみつき後処理が大変でした。ホント面倒でも必ずることをおすすめします。
土鍋を火にかけるときの注意点
・空焚きをしない。
・底が濡れている時に火にかけない。
・火加減は中火以下。
土鍋の正しい洗い方 やってはいけない事5ヶ条!
- 熱い状態でいきなり水につけてはいけない。土鍋は急速な温度の変化が苦手です。
- 土鍋の裏面(底)は洗ってはいけない。土鍋の裏は素焼きのままなので出来るだけ洗わない方が良いです。
- 漬け置き洗いをしてはいけない。土鍋は吸水性があるので汚れた水を吸ってしまいます。
- 洗浄後は裏返して一晩乾かす。表面が乾いていても内部に水分を含んでいます。底も乾くよう、裏返して乾かしましょう。
- クレンザーやタワシはNG! 焦付きはお湯を入れて煮立てればおちます。
土鍋のトラブル解決方法
臭いがとれなかったら?
土鍋に食べ物の臭いが染み付いてとれなかった場合は、下記を試してみてください。
・鍋に8割まで水を入れてお茶っぱを一掴みいれて煮立てる。
・鍋に水と重曹をいれて煮立てる。※必ず水から
※重曹 酢 禁止の土鍋もあるので注意。最近の土鍋がその傾向?取扱説明書に記載があります。
土鍋ひびが入ったら?
お粥を煮てください!デンプン質でくっつきます。小さいひびなら目止めと同様、小麦粉やお米のとぎ汁でも大丈夫です。
それでもくっつかない場合諦めるしかないです。
カビが生えたら?
鍋に水を8割まで入れ、酢を大さじ2、3杯入れて煮立てる。
カビは完全に消す事ができないので、それでも臭いがきになる場合は買い替えをお勧めします。
これでらを守って、長〜く土鍋を使ってください。
ちょっと面倒くさいですが習にして、長く土鍋を使いたいですね😃
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